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1999. 3. 22  
 最近、犯罪被害者の支援がようやく動きはじめました。しかし、先進諸国からはおよそ20年もの遅れをとっているのが我が国の現状です。
被害に遭った者にしかその苦しみが理解されず、一般社会の多くの人々の意識は、自分には縁のないものとして無関心に、あるいは興味本位にとらえるにとど まっています。日本人は、公害や教育問題にみられるように、問題を社会全体の問題としてとらえ、その一員として考えるといった、自己責任能力に欠けている 国民性だといわれます。こうした土壌が諸外国からの遅れを生む要因ともいえます。
 交通事故はその最たるものです。クルマは、少しの油断から凶器をふるうに等しい結果を招きます。「免許証」を持つ責任をどれだけの人が真摯に受け止めているのでしょう。
 年間に約一万人もの死者を生みだしているにもかかわらず、行政側の根本的施策がなされることもなく、司法でも「単なる事故」として「処理」されていま す。そこには、「いのち」に対する畏怖も尊厳もなく「クルマ社会」に対する安易にすぎる容認があり、交通犯罪に対しても「交通事故は仕方がない」という、 あきらめに似た寛容さがあるだけです。
 こうした「クルマ社会」の犠牲となった被害者遺族である私たちは、奪われたかけがえのない家族の「いのちの尊厳」を取り戻すために手をつなぎ立ち上がりました。
 TAV交通死被害者の会は、いかなる政党、宗教からも独立した非営利の「自助努力の会」です。
自助努力による被害者支援
交通犯罪をとりまく現行制度の改善
車中心社会からの脱却
を目標に掲げ、被害者同士こころを分かち合う場を持ち、支え合いながら、二度と同じ被害者の出ない社会の実現を目指します。
TAV(交通死被害者の会)

 
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