海外の事故情報の公開
平成13年7月10日 弁護士 松 本 誠
柳原美佳さんのHPに最近の取材として海外取材レポートがあります。
(http://www.mika-y.com/)参考になる取材です。
日本の司法関係者すべて見て欲しいですね。
なぜか。アメリカやドイツでは交通事故が起こるとすぐに事故情報を10数ドルか無料で入手できる、というのに、日本だけはどういうわけか、「オシエラレマセン。目撃者もいるかどうかもオシエラレマセン。加害者の住所もオシエラレマセン」
と警察は言いますね、必ず。
そして、もっと不思議なのは、日本の法律関係者がすべてこのシステムを当たり前で、当然であるとおもっていることですね。
「それがキマリヤ」「キマリデスカラ」
オシエラレマセン、キマリデスカラ ですべて通じる社会が日本なんですかね。
ドイツやアメリカでは交通事故情報はパブリックに関する情報という面を非常に大切にしていることがわかりますね。
パブリックに関する情報なので、即時に公開をするんですね。
ところが日本ではパブリックということについては意味が違い、捜査側の利益や権威というものを、やたら大事にしていますね。
パブリックという価値観がまったく違うんですね。この国と外国では。
法務省もこの点の価値感あたりがちんぷんかんぷんです!
交通事故全般では犯罪ではないから、起訴率をさげてもいい、最近ではそれどころか交通事故全般を「非犯罪化」ということにするという政策をとるようになりました。軽傷事故などを業務上過失致傷扱いとするのを辞めよう、ということなのです。交通事故全般を犯罪ではない政策としていながら、いったん事故情報となると、「犯罪であるから捜査に支障をきたす
」と都合よくその場その場の理由を作ってもいいでしょうかね! 非犯罪化により、加害者は助かり、事故の情報も得るのに被害者側だけには一切教えない、というのは水戸黄門ならば「断じて許されることではなかろう!!」というと思いますがね。
法務省は嘘つきの巣ですかね。損保等への天下りの意向もあるのでしょうかね。
法務大臣殿。