暑中お見舞い申しあげます。

2000年度交通安全白書によれば交通事故による死傷者数は約106万人となり、1年間で約6万人も増加しました。
戦後の国の政策が、車の利便性を第1に考える付けが回って来たようです。
ドライバーが事故を起こしても、起訴を出来るだけしないようにする政策が取られてきました。今検察庁が起訴する割合はかつて70%だったのが12%台にまで低下し、ドライバーの運転モラルについての対策は放置されたままです。
車の利便性にのみ力点を置いた日本の交通政策は、今、環境問題として突きつけられていると同時に、モラルハザードとして、警察をはじめ、国を覆うモラルの問題となってきています。交通犯罪に正面から取り組む姿勢がなければ、今の交通戦争に勝てるわけが無いと思いますが。如何でしょうか。

2000年夏。  吠える弁護士 松 本    誠

 法務大臣殿
 検事総長殿