本文へジャンプ
[2006年 3月 8日]
記事検索
国際手配:2ブラジル人、ひき逃げなどで 県警など、出頭要請拒み踏み切る /静岡

 99年に浜松市で女子高生がひき逃げされた事件と、昨年10月に湖西市で女児が死亡した事故で、県警交通指導課と浜松東署、新居署は6日、いずれも事故後にブラジルに出国し逮捕できなくなったブラジル国籍の2容疑者を、警察庁を通じて国際刑事警察機構(ICPO)に国際手配した。交通関係の事件で県警が国際手配するのは初めて。【望月和美】

 国際手配されたのは、ヒガキ・ミルトン・ノボル(30)とフジモト・パトリシア(31)両容疑者。ヒガキ容疑者は99年7月に浜松市篠ケ瀬町の国道で、横断歩道歩行中の私立高校2年、落合真弓さん(当時16歳)を乗用車ではね、そのまま逃走した疑い。落合さんは頭を強く打ち、即死した。

 フジモト容疑者は、昨年10月、湖西市鷲津の市道交差点で信号を無視し、同市吉美の主婦、山岡理恵さん(40)の乗用車と衝突。山岡さんの乗用車の後部座席にいた長女、理子ちゃん(当時2歳)を死亡させた疑い。

 ヒガキ容疑者については、県警はひき逃げなどの容疑で逮捕状を取り、容疑者の家族を通じて出頭を要請し続けたが、応じないため国際手配に踏み切った。99年の事故で亡くなった落合さんの父、敏雄さん(59)は、「容疑者には一日も早く刑事責任をとってもらいたい」と話している。

 現在、日本はブラジルと犯罪人引き渡し条約を結んでいないため、身柄は引き渡されない。ICPOは加盟国に手配し、所在確認などを行う。容疑者がブラジルから第三国に渡った場合、情報が入る。

毎日新聞 2006年3月7日

Copyright 2005-2006 THE MAINICHI NEWSPAPERS. All rights reserved.
MSN毎日インタラクティブに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は毎日新聞社またはその情報提供者に属します。
著作権プライバシーよくある質問毎日新聞からご意見読者投稿RSSについて