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[2007年 1月 25日]
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飲酒運転事故:新たな犠牲者出さないで 遺族が免停者に講演−−守山 /滋賀

 ◇大阪の井口さん、飲酒事故の悲惨さ訴える

 飲酒運転による交通事故で一人娘を亡くした会社役員、井口与志昭さん(58)=大阪府茨木市=が24日、守山市の運転免許センターで講演した。飲酒運転などによる免許停止の運転者らを前に、「もう新たな犠牲者を出さないで」と飲酒事故の悲惨さを訴えた。

 大学1年生だった井口さんの長女晶代さん(当時19歳)は01年12月8日夜、自転車で帰宅中、茨木市内で飲酒運転の軽トラックにはねられ、亡くなった。

 運転していた男性(35)=懲役1年6月の実刑判決確定=は忘年会に車で行き、二次会にも出席。ビール、焼酎、ブランデーを飲み、事故1時間後の検査で呼気1リットルから0・54ミリグラムのアルコールが検出された。軽トラックは晶代さんをはねた後、対向のタクシーに衝突、乗客ら3人も軽傷を負った。

 講演で井口さんは「酒を飲んで運転するのは(過失ではなく)故意だ。車が凶器になることを知りながら飲酒運転で人を殺すのは故意の殺人だ」と言い切り、「娘は殺された。人を殺して、たった1年半、刑務所に入って済むのではたまらない」と語った。

 滋賀県警によると、昨年1月から9月末までに、飲酒運転で免許取り消しや停止になった運転者は県内で718人。このうち74人は過去3〜5年以内に飲酒運転の違反歴があった。このため、昨年10月から月1回、免停の運転者らを対象に、飲酒事故の遺族を招いた講演をしている。【山田英之】

毎日新聞 2007年1月25日

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