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[2007年 2月 20日]
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バス事故:社長の妻が交代要員、事故前に下車

 大阪府吹田市で「あずみ野観光バス」(長野県松川村)の大型観光バスがコンクリート柱に衝突し27人が死傷した事故で、同社の下総建司社長(39)の妻の美和子専務(44)が事故前、バス運転の交代要員として乗っていたにもかかわらず、滋賀県の名神高速道路・草津パーキングエリアで降りていたことが、府警吹田署などの調べで分かった。乗客ら複数の関係者が専務の降車を目撃していた。一緒に運行していた同社の別のバスに乗り換えたとみられ、府警は同社が運転手不足の状態で運行していたとみて調べている。

 同社は事故当日の18日、スキー客を乗せて長野−大阪間で4台のバスを運行。バスをチャーターした旅行会社は1台当たり運転手2人の条件で契約したが、府警の調べで、同社の運転手はこの日4台につき6人しかいなかったことが判明した。

 下総社長は18日夜、報道陣に対し運転手不足を認めたうえで、事故当日は「交代してハンドルを握っていた。(事故を起こしたバスも)途中で運転を交代している」と話していた。しかし、府警のこれまでの調べでも、専務が運転を交代したのを見た乗客がいないことから、4台のバスの運転の分担方法について、同社から押収した運行計画などの資料を調べる。【小林祥晃、田辺一城】

毎日新聞 2007年2月20日 17時24分

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