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[2007年 4月 4日]
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大東の中2死亡事故:本当に道路に飛び出したのか 謝礼金懸け、目撃者捜し /大阪

 ◇自転車で横断中はねられ死んだ息子、母裕紀子さん「真実が知りたい」

 大東市の市道で04年8月、中学2年だった久井田拓己君(当時13歳)が自転車で横断中、ワゴン車にはねられ死亡した事故で、母裕紀子さん(39)が謝礼金50万円を懸けて、目撃者捜しをしている。裕紀子さんは事故のショックで仕事ができなくなり、経済的にも厳しいが、「真実が知りたい」との強い思いから、謝礼金を準備した。

 事故は8月27日午後5時55分ごろ、同市諸福8の諸福交差点から北約60メートルの市道で発生した。拓己君が信号機のない所で渋滞中の車の間を抜けて横断したところ、対向車線から来たワゴン車にはねられ、頭を強く打って死亡した。現場は子どもたちが頻繁に横断する場所だった。

 大阪地検は05年、「拓己君が飛び出して避けられない事故だった」として運転手(28)の不起訴を決定。だが、裕紀子さんが捜し出したワゴン車の助手席の男性は「運転手と2人で話をしてよそ見をしていたので、ぶつかる直前まで(前を)見ていなかった」と話し、前方不注視の可能性が浮上した。裕紀子さんは起訴を求める約3万人分の署名を地検に提出したが、起訴されていない。

 裕紀子さんは「一方的に『飛び出した』とされている拓己の名誉を回復したい」と話す。謝礼金は最も有力な目撃情報提供者に支払い、複数の場合は分割して提供する。拓己君が車列の間を抜けた時に前後に止まっていた車の車種など、どんな情報でも裕紀子さん(090・9994・7574)へ。【樋口岳大】

毎日新聞 2007年4月4日

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