2007年06月25日 更新

飲酒運転で衝突事故2人死亡…直前のひき逃げ事件も関与か

岩田さんのタクシーのドライブレコーダーに記録された事故直前の映像。ワゴン車がセンターラインを越えて向かってくるのが分かる=タクシー会社「あどばんす・キャブ」提供

岩田さんのタクシーのドライブレコーダーに記録された事故直前の映像。ワゴン車がセンターラインを越えて向かってくるのが分かる=タクシー会社「あどばんす・キャブ」提供

 23日午後9時半ごろ、兵庫県尼崎市三反田町の県道で、ワゴン車がセンターラインを越えてタクシーと衝突、タクシーの運転手、岩田浩一さん(48)=同市西昆陽=と乗客の松村美津子さん(68)=同市尾浜町=が頭などを強く打ち死亡した。

 ワゴン車を運転していた男は、尼崎北署の調べに「ビールや焼酎などを約10本飲んだ」と供述。呼気1リットル当たり0.75ミリグラムのアルコールが検出され、同署は24日、自動車運転過失致死と道交法違反(酒酔い運転)の疑いで、大阪府豊中市庄内栄町、建築業、宮田和弘容疑者(50)を逮捕した。

 宮田容疑者は事故直後、ろれつが回らず足がふらついていた。「間違いありません。申し訳ない」と容疑を認めており、同署は危険運転致死罪の適用も視野に捜査する。調べでは、23日朝、自宅を出て大阪市内の建築現場に向かったが仕事が中止になり、同日夕方から尼崎市内のコンビニで缶ビールや焼酎を買い、車内で約10本飲んだと供述しているという。

 この事故の数分前には、現場の約1キロ北で、歩いていた尼崎市塚口町、無職、井上和俊さん(29)がひき逃げされ死亡する事故が発生。ワゴン車が目撃されており、同署は関連を調べている。