岐阜県関市で昨年3月、車にはねられて女児2人が死亡した事故で、業務上過失致死罪に問われた同県美濃加茂市太田町、医師古沢泰伸被告(42)に対する判決が5日、岐阜地裁であった。土屋哲夫裁判官は「運転手として基本的な注意義務を怠り、将来ある2人の命を奪った責任は重い」として、禁固2年2月(求刑・禁固3年6月)を言い渡した。
判決によると、古沢被告は昨年3月24日午後2時5分ごろ、関市小瀬で、乗用車を運転中、考え事をし、下校途中の市立瀬尻小2年津村優希(ゆうき)ちゃん(当時7歳)と、同佐藤紅里(あかり)ちゃん(当時8歳)をはね、死亡させた。
厳罰を求めて約8万7000人の署名を集めた優希ちゃんの父、会社員津村幸則さん(35)は、判決後「天国の娘たちも喜んでいると思う」と涙を流した。また、損害賠償を求めて民事訴訟を起こす考えも明らかにした。