交通事故で家族を失った県内の遺族が自助グループ「交通被害者遺族の会」の発足会を防府市のデザインプラザHOFUで開いた。
00年7月に4歳の愛娘を飲酒運転の車に奪われた同市南松崎町、主婦、山根和子さん(40)が設立を呼びかけ、犯罪、事故、災害などの被害者支援センター「ハートラインやまぐち」などの協力で発足にこぎつけた。
山根さんは事故後の体験から「同じ立場の者が集まり、悩みや心の痛みを語り合うことでいたわり合い、支え合うことができる」との思いを強くしていたという。
発足会に集まった被害者は山根さんと県東部から来た女性の計2人だけだったが、ハートラインやまぐちの相談員らも加わって、今後の活動などを話し合った。今後、例会を毎月第3木曜午後に開くことなどを決めた。
山根さんは「参加は2人だったが、問い合わせは複数あった。女性は事故の模様などを話し『話して少し楽になった。来て良かった』と言っていた。いいスタートだと思う」と語った。
問い合わせは山根さん(0835・25・2320)か、ハートラインやまぐち事務局(083・974・5115)へ。
毎日新聞 2005年2月24日