かけがえのない命 奪わないで 交通死被害者写真を展示 遺族ら安全訴え 名古屋・運転免許試験場
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展示された交通事故被害者の写真を見つめる来場者
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交通事故で家族を亡くした遺族らの団体「TAV交通死被害者の会」が3日、名古屋市天白区の運転免許試験場で、亡くなった被害者の写真を展示し、「車を凶器にしないで」と書かれた安全運転を呼びかけるチラシ約300枚を免許の更新に訪れた人たちに配った。大阪府での開催に次いで県内では初めて行われた。
試験場建物の入り口に、飲酒運転などの無謀運転による事故で亡くなった28人の被害者の写真が展示され、事故の形態を説明。遺族らの「かけがえのない命を奪わないで」「幸せだった生活を1日でも返して」などのメッセージも添えられた。
この日の活動には、弥富町の公務員阪口幸広さん(34)、玲香さん(30)夫妻のほか全国から十数人の会員らが参加した。阪口さん夫妻は2002年8月、三重県鈴鹿市の東名阪自動車道で、居眠り運転の大型トレーラーが渋滞中の車列に突っ込んだ事故で長男(当時6歳)、玲香さんの母(同53歳)、弟(同19歳)を失った。玲香さんは「被害者の立場になって、安全運転の大切さを再認識してほしい」と話し、幸広さんは「交通事故被害にかかわる様々な団体に働きかけて活動の輪を広げたい」と話していた。