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【福井】

交通事故、半数防げた 前照灯「上向き」励行を県警PR

2007年8月29日

 県警は9月1日から1年間、車の前照灯の上向き励行をPRする「夜間ハイビーム運動」を繰り広げる。ことし発生した自動車による交通死亡事故を調べた結果、前照灯を上向きにすれば半数が防げたと分析したため。

 県警は七月に前照灯実験を行った。上向きの場合、白い服の歩行者が下向きより四十五メートル先の八十メートル地点で、黒い服なら八十七メートル先の百四十六メートル地点でそれぞれ発見できた。二〇〇五年から〇七年七月末までの死亡事故四十三件のうち、二十一件が防げると判断した。

 さらに八月七日から四日間、国道8号や県道などで前照灯の「上向き、下向き」調査をし約76%が下向きのままとの実態があった。

 道交法によると、夜間は前照灯の上向きが基本。例外として、他の車とすれ違う場合と車両同士が近い場合に下向きにするとなっているが、勘違いしているドライバーは多い。

 自動車学校には、夏休み中に普通自動車免許を取得しようと多くの高校生や大学生が通っている。福井市上北野一の福井自動車学校の教務講習課長の伊藤久満雄さん(52)=あわら市指中=は「生徒には上向きと下向きの切り替えを習慣づけるよう指導したい」と話している。

 (川本光憲)

 

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