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飲酒運転ゼロに向けて、遺族らが危険性訴える街頭活動
埼玉県熊谷市で平成20年2月、酒酔いの玉川清被告(33)=1審・懲役16年、控訴中=が8人を死傷させた事故から1年を迎えた17日、市や県警などがJR熊谷駅で、飲酒運転の危険性を訴える街頭活動を行った。県警によると、法改正などで飲酒運転による人身事故は減少してきたが、ここにきて下げ止まりしているという。飲酒運転ゼロを実現するために、さらなる方策が求められる。
街頭活動では、遺族の小沢克則さん(32)と樹里さん(28)夫妻が「忘れることのできない今日を迎え、改めて悲しみは乗り越えられないと思う」と、1年たっても癒えない心の傷を訴えた。
誰もが被害者になる可能性のある飲酒運転人身事故は、県警によると、13年には1194件(うち死亡事故52件)あった。これが、20年には273件(同11件)になり、7年間で約4分の1に激減している。
県警幹部は「14年と19年に道交法が改正され厳罰化されたことが大きい」と減少理由を説明する。
ところが、20年の飲酒運転人身事故を月別にみると、1月の19件が最低で、その後は20~27件で推移。さらに、21年1月は34件になり、下げ止まり傾向を示している。
県警幹部は最近の飲酒運転について、二つの特徴を指摘する。自宅で飲酒後に車で近くに買い物へ行くといったケースが目立つことと、再犯者が多いことだ。20年の飲酒運転人身事故にかかわった人の2割が再犯だという。
こうした飲酒運転を軽く考える人をなくすため、小沢さん夫妻は17日、小中学校の交通安全教育で飲酒運転を扱うことを徹底するように上田清司知事に要請。樹里さんは「子供にも事故を考える機会をつくってほしい」と話している。
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