第11回通学路の安全を考えるシンポジウム(毎日新聞社、大阪府豊中市教職員組合・市PTA連合協議会主催)が6日、豊中市立蛍池小学校で開かれた。約100人の保護者や教職員らが参加し、歩車分離信号の増設を求め「子どもたちの安全を守る宣言」をした。
歩車分離信号は、歩行者が青信号で交差点を渡る際、右左折車が横切らないよう配慮したシステム。92年、小学5年生の長男元喜さん(当時11歳)を亡くした東京都八王子市、病院職員、長谷智喜さん(56)は講演で「息子は青信号で横断中、ダンプのバンパーで押し倒され、後輪で頭を砕かれた。歩行者の安全を目的とした信号に変え、子どもの命を守りたい」と語った。
パネリストの大阪府八尾市、会社員、竹中義明さん(47)は、中学2年の長男建二さん(当時13歳)を大型トラックにひかれて亡くした経験から「周りに(肉親を亡くした人が)いたら、励ますより黙って話を聞き、ともに涙してほしい」と話した。【山田英之、写真・宮間俊樹】
毎日新聞 2009年6月7日 大阪朝刊
|