今年6月、和歌山市で大学生の小島達也さん(当時20歳)が、無免許運転の大型フォークリフトにはねられ死亡した事故で、遺族らは28日、「執行猶予付きの判決には納得できない」と、実刑判決を求める4412人の署名を和歌山地検に提出、控訴を求めた。
両親の他、小島さんと同じゼミに所属するなどしていた和歌山大の学生5人と、同大の松浦善満教育学部長が付き添った。
和歌山地裁は今月22日の判決公判で、「会社側にも事故の一因があり、被告にすべての責任があるとは言い難い。また、被告なりに謝罪の態度を示している」として懲役3年、執行猶予5年(求刑・懲役3年6月)を言い渡した。遺族らは、同大や達也さんの中学・高校の同級生、「TAV交通死被害者の会」などを通じて署名を集めていた。【川平愛】
毎日新聞 2009年10月29日 地方版