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【岐阜】

「いまだに涙でない」 交通事故遺族自助グループ9人が初会合

2010年1月29日

肉親を失った経験を語り合う遺族ら=岐阜市の県民ふれあい会館で

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 交通事故で肉親を失った県内の遺族が心情を語り合う自助グループの初会合が28日、岐阜市の県民ふれあい会館で開かれた。美濃地方の9人の男女が参加し、グループ名を「ふれあい」に決め、思いを語り合った。

 東海3県では愛知県以外にこうしたグループがなく、遺族間に「遠方まで通うのは大変」との声が多く、ぎふ犯罪被害者支援センターが集える場をつくろうと企画した。

 臨床心理士らも同席し、センター相談員の塚本真美子さんが「遺族感情に良い悪いはない。安心して話して」とあいさつし、語り合いを始めた。

 飲酒運転の逆走車との事故で息子をなくした岐阜市の女性は「事故直後の状況を聞きたくて消防署へ行ったら、いきなり『訴えるなら何も話さない』と言われ二重の被害を受けた」という。「7回忌を迎えたが、どうしても亡くなったことが認められず、いまだに涙も出ない」と苦しい胸の内を語った。

 娘を失った揖斐川町の女性は「救いを求めて、ネットで同じ経験をした人を探した。進んで止まってを繰り返している」と、事故後の心境を語った。

 活動は1カ月に1度の予定で、次回は2月18日。問い合わせは同センター=電0120(968)783=へ。

 (中崎裕)

 

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